ipadと無線キーボードは、ノートPCの代替になるのか?

実験もかねて、ファミレスで使ってみた

ノートパソコンのほうが断然に操作性などは上だとは分っているが、持ち運びと起動性の速さという点でipad(miniではない)と無線キーボードを持って、ファミリーレストランでノートパソコンのように利用できるのかを実験してみる事にした。

結論からいうと、やっぱりノートパソコンでないと非効率な部分が多かった。

Bluetooth(ブルートゥース)で接続できるモバイル型の無線キーボードを購入して、行きつけのファミリーレストランでipadと接続をして使ってみたが、ノートパソコンのように使うには物理的には、どうしようも無い事である「クリックをするという動作」を無線キーボードでは出来ないのが致命的だった。

通常、ノートパソコンにはキーボード部分にトラックパッドやタッチパッドが装着されているので、クリックをする事は簡単だ。しかし、無線キーボードには当然ながら「トラックパッドやタッチパッドは、装備されていない」ので、webブラウジングをしていて、他のページへ移動する場合はipadの画面を直接タップする事になってしまう。

又、メモ機能などを使って、文章の下書きなどをしていても、入力は問題なくできるが、メモ機能を閉じる時などは結局、ipadの画面で指を動かさなくてはならないので、イライラしてしまう。無線キーボードのショートカットを習得すれば、もう少し操作性が増すかもしれないが、現実的ではないと実感した。

ということで、ipadと無線キーボードを駆使しても、ノートパソコンのような使い方は、少し無理があるという実験結果となった。


更新日:2020年06月08日