パソコンが起動しない場合は慌てず、まずは電源の確認を
ある日突然、パソコンの電源を入れてもパソコンが起動しない!!
「ノートパソコンのバッテリー切れ」や「デスクトップパソコンの電源コードが外れていた」という単純なことが原因でパソコンが起動しない場合があるので、電源を確認すればパソコンは問題なく起動します。
ほかには、ファンにホコリが沢山付着してしまって、パソコンが起動しないことが希(まれ)にありますが、電源系とファン以外でパソコンが起動しない場合、ハードディスクかマザーボード*1が故障してしまった可能性が高いです。
こんな時は慌てず、パソコンメーカーに電話をしましょう。
しかし、マザーボードならデータは生きていますが、ハードディスク故障の場合、残念ながらデータの復旧は難しいです。
データ復旧にかかる費用は高額になる
でも「どうしてもデータが無くなったら困る」という方はインターネットで「HDD*2データ復旧」などで検索をすれば、全国対応しているHDDデータ復旧会社があります。
但し会社員の方は、自身の財布からの出費でないので、お金の心配はないかもしれないですが、個人の場合はHDD復旧にかかる費用は高額になるためにキツイです。
過去にWindowsパソコンを起動しようとしたところ、ブルー画面が出てしまい僕に相談の電話がかかってきたお客様がいて、HDDデータ復旧会社に見積もりを取ってみましたが、すべてのデータを復旧できても、できなくても発生する費用は、数十万円だったケースがありました。
結局、お客様はパソコンのデータをあきらめてしまいました。
僕自身もノートパソコン1台、また外付けHDDに保存しておいたデータを全て損失してしまった苦い経験があります。
パソコンが起動しないなどのトラブル発生時の為に日頃のデータバックアップは大切ですね。
パソコンにトラブルが起きてしまった場合は、パソコンメーカーのサポート期限が切れてしまったパソコンでも、一応パソコンメーカーに駄目もとで相談してみたほうがいいと思うのは、電話をしてサポートスタッフと色々話をしているうちに「何をすればいいのか」が分かってくるし、心も少し落ち着いてくるからです。
僕がバックアップ用として利用している4つの無料クラウドストレージ
余談ですが本当に失いたくないデータは、無料のクラウドストレージにデータをアップロードしておき、バックアップデータとして残しておけば安心です。
僕が実際に使っているクラウドストレージは、下記の4つのサービス*3です。
補足
クラウドストレージを利用する場合は、アカウント登録が必要です。
- Dropbox(ドロップ ボックス)
- 無料ストレージ容量:2GB(プラン名は、Dropbox Basic)
- Dropbox社
- 無料ストレージ容量:2GB(プラン名は、Dropbox Basic)
- GoogleDrive(グーグル ドライブ)
- 無料ストレージ容量:15GB
- グーグル社
- 無料ストレージ容量:15GB
- OneDrive(ワン ドライブ)
- 無料ストレージ容量:5GB(プラン名は、OneDrive Basic)
- マイクロソフト社
- 無料ストレージ容量:5GB(プラン名は、OneDrive Basic)
- iCoudDrive(アイクラウド ドライブ)
- 無料ストレージ容量:5GB
- iCloud Driveについて、よくお問い合わせいただく質問 (Appleサイト参考ページ)
- アップル社
4社全ての無料ストレージ容量を合計すると27GBです。
Windowsユーザーであれば「Dropbox」・「GoogleDrive」・「OneDrive」の3つは違和感がなく利用できると思います。Macユーザーであれでば「iCloudDrive」は、標準に使えるので、お得かもしれません。
もちろん、Windowsユーザーも「iCloudDrive」を利用することはできますが、ウィンドウズで「iCloudDrive」を利用する場合、使い勝手はイマイチだと感じています。
僕は普段、MacBookを使っていて、たまにWindows7でインターネットブラウザのGoogleChromeから「iCloud.com」にアクセスをしてiCloudDriveを使うことがりますが「やはり、iCloudDriveは、Macでないと使いづらいなぁ」と思ってしまいます。
Windowsユーザーは、まず「Dropbox」・「GoogleDrive」・「OneDrive」の3つのクラウドストレージを使ってみて、22GBの容量では足りなくなった時に初めて「iCloudDrive」を使うかどうかを考えれば良いと個人的には思います。
僕は昔、Dropboxの容量を2GB追加*4してあることから、4社の合計で29GBです。
本当に失いたくないデータをバックアップするのであれば、29GBあれば十分な容量なので、バックアップする用途によって4つのクラウドストレージを使い分けています。
大切なデータを失った時の喪失感は今でも忘れませんし、変な汗がでました。
データをバックアップする際にローカルの他にクラウドストレージも利用すれば、さらに安心できるので参考になれば幸いです。
更新日:2020年11月09日